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どこかを示す羊

とりあえず続ける雑記なブログ

白石晃士作品強化月間その1『殺人ワークショップ』

TSUTAYAdiscusでリストに入れていた

『殺人ワークショップ』が届いたので早速見てみる
 
あるカップルが部屋の中で向かい合って座っている場面から始まった
どうやら彼女が同棲している彼氏に「役者になりたいからワークショップに行きたい」と相談した後のようだ
重い沈黙の後で彼氏が相談した内容をもう一度言わせて確認する
確認が終わると
「バカみたいなこと言うな!誰が飯食わせてやっていると思っているんだ!」と声を荒げ始めた
何度も何度も執拗に追い詰めて頭を叩き始める
終いには立ち上がって蹴り始めた
DVがひと段落して彼氏が居なくなった時、
彼女の携帯にワークショップのお知らせが届く
中には『殺したい相手は居ませんか?確実に殺す方法を教えます。』と書かれていた
彼女はお金を用意し、2泊3日のそのワークショップに参加することにした
少し遅れて到着した彼女が最後で、指定された部屋には既に5人の参加者が座っていた
全員が揃ったところで先生が
「殺人ワークショップを始めます」
と告げる
 
他の女と子どもを作って自分を捨てた元ホストに復讐するため。
いい子を演じてきたけど、自由な妹に対して我慢の限界が来て開放されるため。
酷い振り方をした男に復讐するため。
会社の同僚を追い詰めて自殺させた2人が許せないため。
小動物では刺激が足りずそろそろ人間を殺してみたいと思ったため。
彼氏のDVから開放されるため。
理由はそれぞれ違うが6人で協力してお互いのターゲットを殺して回るのが
今回のワークショップなのだそうだ
6人の参加者は目的を達成出来るのか?
 
 
 
 
 
DVシーンがかわいそう過ぎて夜帰ってきてから見る映画ではなかった
もう許してあげて!っていうぐらい痛めつけてから殺人ワークショップのお知らせが来たら
そりゃ行くよねって思わせる説得力がある
 
 
今回は完全ネタバレ感想も書きたいので一応予告しますよ
いっつもネタバレしてるみたいなものだけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以下ネタバレの感想
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワークショップの先生である宇野くんに対する恐怖から
本当はやりたくない殺人をしなければならなくなった参加者たち
 
殺さなければ殺される状況で
従ったり、
諦めたり、
逃げ出そうとしたり。
 
脅されているという状況がなければ尻込みしてしまうところや
抑圧されてついカッとなってしまうところ
 
自分には関係無いから行きたく無いけど気になってしまうところ
宇野くんの檄というキッカケがあれば
なんとなくの仲間意識でも手助けに行く
 
そんな人間の心理を映画にしてるんだと思う
 
 
最終的には宇野くんを克服して
物理的にも心理的にも解放されるハッピーエンド?だった
 
 
でも、見終わった時思ったことは
「宇野くんなんて最初から居なかったんじゃ無いのか?」
ってことだった
そもそも宇野くんのメールで集まった6人なのだけど、
本当は宇野くんは居なくて、
人間を殺してみたくなった男がメールを出して集まったのだとしたら?
殺し方を教えてくれるというのに本当は大したことが無いとわかって
逆上した参加者たちがついウッカリ
ナイフで刺してしまった
共犯者にするためにみんなで刺すことになった
それに従わない相手は殺してしまう
だってバレたら捕まってしまうから。
そんな極限状態になった参加者が
宇野くんという架空の先生を創り上げたとしたら?
 
 
宇野くんだけはトイレを使わなかった
一緒に食べても器にお代わりを盛ることはなかった
実践になった時、結局手伝うことはなかった
参加者以外で宇野くんと会話している人間はいなかった
そして、消えた宇野くん
 
確かに酷く振った男への制裁を加える時にはしっかりと殴っている
男を逃した後で宇野くんだけが追いかけて殴って捕まえていたし
その間、残った2人も対峙している
それでも宇野くんは居なかったとしか思えなかったんだよなぁ
 
 
だからなんだって話なんだけど、
誰かに言いたかったんだ
ここに書いたらきっともてラジリスナーの誰かが読んでくれるから。
 
それはさて置き、ぶたおさんとてっちゃんさんの影響で
知り合いでも無いのに
白石監督は白石くんだし、宇野祥平さんは宇野くんになってしまった
責任とってよね!
 
 
へばな
 
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