どこかを示す羊

とりあえず続ける雑記なブログ

見栄を張る性格


今日は電車で落とした帽子を探しに上野の落し物総合案内所に行ってきた
なんとか時間ギリギリに滑り込めた
どうやら私が最後のようだったが
「番号札をお取りになってお待ちください」
お役所仕事だなぁと思いつつ番号札を取る
順番が前後しても文句言わないが向こうにしてみれば
私がクレーマーだった場合に面倒にならない為に言わなきゃいけないんだろう
しかし札をとった直後に番号が呼ばれ、やっぱり必要無かった
いやでも、対応した人数を正確に把握する為にも必要なのか?
まぁ、番号札は置いといて
担当の人がにこやかに聞いてくる
「今日は引き取りですか?探しにですか?」
「いつ落とされました?」
「何を落とされました?」
「それはどんな色ですか?特長はありますか?」
さすがに慣れた対応で内容の確認がされ
「それでは落とした日に届いた帽子を全て持ってきますね」
今まで聞いてくれた内容ってなんだったの!?
そのまま待っているとよくあるサンタの袋みたいな大きさの青い袋を持ってきて
カゴの中に全部出してくれた
私が自分で確認するものだと思っていたら担当の人も一緒に確認してくれた
このために聞いていたのかと納得する
残念なことに上野には帽子が無かったが、
乗っていた電車なら東武鉄道の方に届いている可能性を教えてもらった
残念ながら連絡先を知らないと伝えると
ググれカスとは言わずに隣接する鉄道会社の連絡先一覧表をくれた
それだけではなく、帰りにメトロを利用するか確認され
区間内のメトロの乗車料金が無料になるチケットを出してくれるそうだ
仕事とはいえ親切にしてもらったこの人に
なぜか申し訳ない気持ちになり
「JRで帰ります。」とは言い出せずに私鉄に繋がる駅までのチケットを出してもらってしまった
チケットを出してもらった手前メトロで帰ることにした
交通機関が発達してるのだからJRで帰る事を気にする必要も無いはずなのに
見栄をはるのとは違うと思うが私はそういう事を気にしてしまう性格なのだ