どこかを示す羊

とりあえず続ける雑記なブログ

白石晃士作品強化月間その2『ある優しき殺人者の記録』

『殺人ワークショップ』と一緒に届いたのは『ある優しき殺人者の記録』だった

私がリストに入れていたのだから当然か。
 
 
施設から抜け出し18人を殺害したと報道されている犯人から「インタビューをしないか?」とある女性ジャーナリストに連絡が入る
そのジャーナリストは犯人の要望通り指定された場所へ日本人カメラマンと2人で向かった
犯人から着信が入り汚いマンションに誘導される
廃墟となったマンションの一室で犯人に会うことができた
犯人の要求は何があってもカメラを止めずに全てを記録することだという
要求を受け入れインタビューが始まった
 
 
最初の質問は「なぜ日本人カメラマンが必要なのか?」だったが理由は後で教えると言って教えてくれない
次に「報道の通り18人殺したのか?」という質問には予想外の回答が返ってくる
「実は25人殺しているんだ」と。
7人も多かったことに衝撃を受け、問い詰めるが
「理由がある」のだと言う
それは子どもの時に経験したある事件が発端だった
その事件以来、犯人の頭の中には声が聞こえるようになったのだと言う
25人も殺した犯人の目的とは一体何か?
 
 
 
最後のクライマックスがドキドキし過ぎてとても見てられなかった
「頭の中に声が聞こえる」と言い出して
『オカルト』かと思ったら、一味違う展開が待っていた
 
元気がある時に見た方がいいよ
 
 
へばな