富士スピードウェイでキャンプをしよう(3/3)
どうもこんにちは。祥です。
富士スピードウェイでキャンプをした時のお話です。
テントを張るまではこちらから
富士スピードウェイでキャンプをしよう(1/3) - どこかを示す羊
初日の行動はこちらから
富士スピードウェイでキャンプしよう(2/3) - どこかを示す羊
寒さに震えながらもそれなりに眠れた次の朝。
テントから顔を出すと今日も見事に晴れていた。
貯めておいた水で歯磨きをし顔も洗ってスッキリする。
トイレが近いが歯磨きのためにわざわざ行かなくて良いので準備はしておいて正解だった。
朝食はインスタントの味噌汁とロールパンで簡単に済ませる。
テントは6時までに撤去することになっているので朝の準備が終わったら片付けを開始。
この辺は警備員さんに指摘されたらちゃんと撤収するようにすれば完全に守らなくても大丈夫らしいけど。
2往復ぐらいしてこまごました荷物を車に運び、テントもたたみ始める頃には撤収作業を始める周りの人も出てきたけど、
やっぱりのんびりしている人たちのほうが多く、帰りの時間まで張ったままのテントもあったぐらい。
来た時には張り終わったテントしか無かったので気づかなかったんだけど、周りのテントは下にブルーシートを敷いていたんだね。
確かに起きた時のエアーマットの下が湿気で濡れていたからブルーシートを挟むことで緩和されたりするのだね。勉強になるなぁ。
2日目は決勝なので早い時間からイベント広場に移動する。
大人はやることがないので朝からキッズスペースに行っておくことにした。
昨日とはうってかわって長蛇の列ができている。
6人3分1セットなのに全然進まない。
片付けをしていて行きそびれていたので子どもたちはうちのかみさんに任せてトイレに行くことにした。
トイレも並んでいたので空いているトイレを求めて正面ゲート側に移動してみると食べ物屋台の前にはそれぞれ長蛇の列が出来ている!
昨日は全然並んでいなかったのに決勝を観にくる人の数ってすごいな。
レースが始まる前に食べ物を確保しておこうという人たちが多いに違いない。
今日は屋台で食べるのは諦めるか。
結局はどこのトイレも混んでいたので屋台の外れでおとなしく並ぶことにした。
微妙に遠くまで来たしトイレから戻るのが遅くなったので、ふわふわのところまで急いで戻らないとな。
戻るルートもやっぱり屋台からの列と行き交う人で溢れて思うように進めない。
やっとの事でたどり着くと子どもたちはまだ順番を待っているところだった。
「明日はもっといっぱい並ぶ」と昨日仲良くなった子が言っていてのがこれほどまでとは思わなかった。
今日のふわふわは1回で諦めてもらうしかないな。
レースは2時からなのでさすがにお昼を食べておきたい。
屋台は長蛇の列だし食べる場所も探さないといけないので、ここはレストランに向かうことにした。
地下通路ではロコモコだったりトマト麺のポスターが並んでいる。何を食べようかな?
通路を抜けるとアドバンの看板が立っているコーナーカーブが目の前だった。
コーナーでの攻防も観れそうだし面白そうな場所で多くの人が集まっているので座る場所を探すのが大変なほどだった。
でも、まずは目的地であるレストランオリガミを目指す。
入り口の目の前に牛串の屋台がありそちらの列が伸びていたので
こっちもかなり待たないといけないのかと焦ったけど実際はそこまで混んでいなかった。
ロコモコとクリーム煮、チキン南蛮にローストビーフ丼の食券を券売機で買う。
席は空いたところに自由に座る形式で券売機まで進めれば席取りをしていいと言われたのでタイミングよく空いた窓際の席を確保した。
ちゃんとテーブルとイスがあってゆっくり食事ができるのはありがたい。
食べ始めるとちょうどレース前のウォーミングアップで走るところだった。
窓からバッチリ見えるのでこのまま座っていたいところではあるが、
次の人たちに迷惑なので移動する。
チキン南蛮やローストビーフは美味しかったしオススメできるレストランだった。
ただしロコモコのハンバーグは。。。
よくよく考えたらハンバーグって当たりハズレが激しい食べ物だったなと思い出して後悔する。
次食べる時にまた忘れてそうだったそうだったと確認することが多いんだけど一応覚えておく。
トイレもあるけど、パドックへ抜ける入り口の通り道でもあるので人通りが多くはぐれやすいかもしれない。
パドックパスがあれば通れるみたいだけど、そんな贅沢はなかなかできないな。
しっかり警備員がパスチェックしているのですり抜けることも出来ないし。
いつの日かうちのかみさんが向こう側に行ける日が来るでしょう。
建物を出てからレストラン脇の窓際の前が座りやすそうにみえたので陣取ることにした。
ただ待っているのも手持ち無沙汰になったので遠くの人たちを眺めたり、
実況の人が途切れることなくしゃべり続けている内容に耳を傾けてみる。
去年はサミットか何かで機動隊の人が少なかったが今年はたくさんの協力があるらしい。
白バイ5台パトカー4台ぐらいが先導してパレードするのが観れるそうだった。
そんな話をぼんやり聞きながら考えていたことはただただ暑いということだった。
もう直ぐ開幕という時間は太陽は空高く昇り、雲も少なかった。
レストラン脇でも屋根は影を作ってくれずに直射日光に焼かれるしかない。
ジリジリと焼かれながら待っているととうとう決勝戦が開幕した。
レースが始まると子どもたちは自分の贔屓にしているチームを探し始める。
少しでも似た車が通るとキターーーーと何度も叫び始めて喜んでいる。
それでも20周が終わるころになると飽きたのか落ち着きがなくなってきた。
さすがに暑いので休憩がてらクレープでも食べましょうか。
前日の時に気になっていたクレープ屋さんに向かうと種類がセンバツされていた。
アイスが乗ったやつでも食べようと思ったのだが品切れなのかメニューから外されていた。
クリームが程よい甘さで疲れた体にちょうどいい。
クレープを食べながら歩いて行くと大きな画面でレースの状況が映し出されていた。
youtubeとかで見れる感じで状況がわかりやすいので画面で観戦している人たちも多かった。
そのまま進んでグランドスタンドまで行くと耳を塞ぎたくなるほどのエンジン音が聞こえてくる。
降りて座れるみたいなので急いで子どもたちにイヤーマフを買ってきた。
グランドスタンドはアドバンコーナーと違って全体的に影の中だった。
風も通り抜けるので涼しいどころか少し肌寒いぐらいだ。
それでもストレートに入ってきた思うともう走り去っている迫力は爆音と寒さをガマンする価値はあると思うよ。
レースも終わり今回はそのまま帰ることにした。
レース後のコースを歩くこともできるが子どもたちが興味ないので諦めた。
駐車場から出るのが大変という情報は持っていたので覚悟はしていたんだけど、あまりにひどかった!
出て行く車が無秩序過ぎる!!
最初のうちはちゃんと並んで順番待ちしているところに
後から戻ってきた人がさらに横に列を増やして行って最終的に8方向の列が出来上がっていた。
さらに列の順番が無いので自分本位な人たちが先に先にと割り込んでくるのせいで最初の列がひたすら待ち続けていることになっている。
駐車する時は一方通行にして順序良く奥から詰めていたのに出る時は関与してこない警備員は
駐車場の入り口の道路にいて動かない車に対し止まるように指示を出して歩行者を誘導していた。
せめて出る列の順番ぐらい決めて出して欲しいところだが、そんな面倒なことはしたく無いらしい。
そんなことにならないように出口も一方通行にしてくれれば諦められるのだが、
後から来たのに知らないフリして先に出て行く奴らが憎い!
出来るなら私だってそうしたいが、列の一部に取り込まれているのでそれもできない。
結局私が駐車場から脱出できたのは1時間後だった。
駐車場を出る時、警備員に「出る列の順番ぐらい整理してくれないと困る」と文句を言ったのだが
聞いているのかいないのかわからない風に
「東ゲートの方が空いていると思うのでそちらもどうぞ」だそうだ。
西ゲートへの列が動かないのはずっと見続けていたのでもちろん東ゲートを目指す。
東ゲートは東ゲートで混んでいたのだが、西ゲートからの迂回組は別出口が用意されていてすんなり出ることができたのは助かった。
富士スピードウェイにクレームの電話をしてみたのだが対策してもらえるのかわからない反応だった。
これは富士スピードウェイのお客様であるスーパーGT側に伝えないとダメだろう。
次P15に停まった時に改善が無ければ富士での観戦は見送ることにするレベルで雑過ぎる。
ツインリンクもてぎの交通整理はちゃんとしていただけに
勝手に比べてしまって裏切られた気持ちになってしまう。
レースの結果とかそういう部分がどうでも良くなるぐらい残念だった。
長時間待たされて文句を言いだす子どもたちにはDVDを見せていたので静かなものだった。
車での移動にはDVDプレイヤーが必須だなぁ。
今回の経験を元に私から言えることがあるとすれば、
富士スピードウェイでキャンプを考えている人はダンロップコーナー前の列に並んだらそのまま待機していること!
周りで列から出て行く車があってもついて行かないこと!!
帰りだけ残念だったけど、全体的に楽しかったから良い経験になったね。
へばな